「HSPなんだけど介護の仕事が出来るか不安」
「介護の仕事をしているけど、人に気を使いすぎて疲れる」
そんなお悩みの方多いのではないでしょうか。
介護の仕事は向いていると思っていたけど、最近色々考えすぎて仕事に行くのが辛くなってきた。
仕事が終わって家に帰ったらもうヘトヘト。何もやる気が起きない…
かく言う私もHSP。長年この個性に苦しめられていますが、なんだかんだ介護業界でのらりくらりと生きながらえています。
そんな私が日々意識していることも含めて今回の記事で共有したいと思います。
この記事を最後までお読みいただければ、HSPである自分を認め、HSPならではの介護への活かし方を理解していただけます。
仕事で疲弊しすぎないワークライフバランスの取れた生活を手に入れましょう!
介護業界8年目。介護福祉士資格所持。ユニットリーダー経験有。
全くの未経験で派遣社員として介護業界へ足を踏み入れ、介護職のやりがいと奥深さを知る。
その後転職を2度経験し現在は正社員として就労中。
定期的にメンタルがどん底に沈みながらも、介護業界で生き抜く術を発信中!
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HSPは介護士にとっても向いている
HSPとは日本では「繊細さん」とも呼ばれ、感受性が強く物事に対して敏感な人の事。
病気などではなく生まれ持ったものであり、個性とも言えるその人ならではの特性です。
人口の5人に1人がこのHSPと言われており、この特性に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんなHSP実は介護の仕事との相性はとっても良いのです。
・利用者さんの状態の変化に気付きやすい
・利用者さんの訴えを理解しやすい
・介護において重要な【共感】の能力が高い
HSPはその感受性の高さから、認知症などで自分の不調を訴える事が出来ない利用者さんの些細な状態の変化に気付いたり、言葉の裏にある訴えを汲み取る事に長けています。
共感能力にも長けている為、不安を訴える利用者さんにとっては
「自分の話をしっかり聞いてくれる」
とありがたがられる職員さんにもなり得ます。
そんな介護職に向いているHSPという特性ですが、立ち回り方・働き方を間違えるとあなた自身がどんどん苦しくなってしまいます。
次の項では、HSPさんが仕事で「つらい…」と思った時にすべきことをご紹介します。
HSPが「つらい…」と思ったらすべき事
仕事に行く前から
「今日は何か事故が起きるんじゃないか…」
「何か大きなミスをしてしまうのではないか」
と考えすぎていませんか?
それ以外にも
- 仕事中も周囲に気を使いすぎて仕事から帰ってきたらもうヘトヘト。
- 何もする気力が起きなくなってしまう。
- 休みの日も「明日は仕事か…」と考えて心身が休まらない。
HSP介護士さんにありがちな事かと思います。
人の気持ちを汲み取る能力に長けているばっかりに、フルにその力を1日使うと疲れ果ててしまいます。
終いには仕事に行く事がイヤになってしまい、心身に不調を来して仕事に行けなくなってしまう…
そんな結末も十分に考えられます。
そんな事にならない為に、HSP介護士さんは以下の事に気を付けて行きましょう。
気を使いすぎない(特に職員相手)
利用者さん相手に対しては、HSPの特性をフルに使っても良いと思います。
相手はお客さんですからね。
ですが、一緒に働く職員に対して必要以上に気を使いすぎているのが疲れてしまうHSP介護士さんの特徴です。
常にその人の顔色を窺って、自分の意見も言えずその人が喜ぶであろう動きをする。
職員相手にまでそんな事をしていたらそれは当然疲れてしまいますよ。
円滑なコミュニケーションは必要とはいえ、過剰に相手に気を使う必要は全くありません。
そこで気を使っている人は10年後20年後も一緒にいますか?
その人はあなたの大切にしたい人ですか?
そこに気を使いすぎて自信を摩耗させてしまうのは非常に勿体無いです。
どこまで気を使って、どこまで気を使わなくて良いか。それは正直言語化できないものです。
ですが、今疲れてしまっているHSP介護士さんは、今より少しだけでも周囲、特に職員や上司あいてに気を使うのを止めましょう。
そう考えるだけでも、少し気が楽になりますよ。
勤務外は仕事の事を考えない
ついつい勤務外で仕事の事考えてないですか?
家に帰って今日の仕事の反省会とかしてません?
明日の仕事の不安を勝手にしてません?
それ、今すぐやめましょう!
仕事が大好き!!常に仕事の事を考えていても苦痛じゃない人なら良いですが、HSP介護士さんの多くは仕事に疲弊しています。
プライベートの時間までそんな仕事の事を考えていたら、一向に休まる時間がありません。
仕事は仕事。プライベートはプライベートとしっかり意識して分けましょう。
「でも、家に帰って研修の資料の作成や行事の予定を立てなきゃいけない…」
なんて人は働き方を改めて考えるチャンスです!
上司に改善要求するか、転職も視野に入れても良いレベルです。
HSPの人は周囲の環境に大きく左右されます。
家に帰ってまで業務をする必要がある職場は、離れた方が自身の為になります。
いつでも逃げられるように、常に転職準備はしておきましょう!
自分の特性を理解し、線引きをしっかりする
HSP介護士さんの中には、自分がHSPという事を認める事ができずに苦しんでしまう方も居ます。
恐らくこの記事を読んでいる方は、ネットにあるHSP診断などもやった事あると思います。
病名では無いので中々周囲に理解を得られずに、自分自身もそれを認めることが出来ない人も多いのではないでしょうか。
自身がHSPかどうかの正確性はおいておいて、もしその特性と合致する事が多いのなら、それはしっかり認める事が重要です。
大切なのは、自分がHSPである事を否定せず、自身の個性と捉えましょう。
そしてHSPの長所、短所を自身でリストアップすると共に、どんな時に辛くなるのかを把握しておくことが大切です。
「これを頑張りすぎると辛くなる…」
というのをしっかり線引きして理解し、そこの近づかない事が必要です。
SNSの使用に注意!
みなさんSNS大好きですよね!
Xとかインスタとか。
ついついずーと眺めちゃっていませんか?
あれ、HSPにとっては大敵です。
ただでさえ情報を集めすぎてしまうHSPにとって、過剰な情報に溢れているSNSに時間を割きすぎると、それに影響されてしまいます。
また昨今は、過激であったり不安にさせるような投稿に溢れています。
環境に左右されやすいHSPにとっては、そんな状態は非常に危険です。
見るにしても時間に制限を掛けたり、ポジティブになれるような投稿だけを見られるような工夫が必要でしょう。
仕事の休憩時間中にSNSをぼーっと眺めるなんてのは、HSP介護士さんにとっては禁忌中の禁忌なので絶対にやめましょう!
まとめ:自分を認め自分を大切に
HSPの方は介護の業務において、素晴らしい能力を発揮する可能性を秘めています。
ただその能力は反面、自身の首を絞める事にもなりかねません。
そこで大切なのが、自分の特性を認め理解する事。
そして自分に合った環境で働く事です。
利用者さんに気を使うのは良いですが、いつも機嫌が悪い上司なんかに気を使って疲れてしまうのは非常に勿体無いです。
せっかくのあたなの個性が輝ける場所があるのに…
今働いている場所がどうも自分に合わない、ツライと常に感じているのなら、環境を変えて適した場所へと移る事が大切です。
特に環境に影響されやすいHSP介護士さんにとっては、その考えは非常に重要です。
私自身も、職場の環境が合わないツライ…と感じたら心身を壊す前に環境を変え、自分に適した場所へと移り変えながらここまで来ました。
そうしなければ、ここまで介護の仕事を続ける事は出来なかったと思います。
周囲の環境は勝手に自分に都合よく変わってはくれません。
自分から動いて、自分が快適に過ごせる場所に身を置くことが大切だと、私は今までの経験で強く感じています。
今、働きながらツライ想いをしているHSP介護士さんも、ぜひ一歩踏み出して環境を変えましょう。
新しい環境へ移る事も不安に感じる事も多々あると思います。
「転職するとしてもどうせどこも似たようなもんじゃないの…」
と考える方も居るでしょう。
そんな不安をお持ちの方は転職エージェントへの登録がおすすめです。
入職前に職場の雰囲気や労働条件。残業はどの程度か。ここ数年の離職率など。
その職場の環境を知る手掛かりを担当の方が教えてくれます。
今の辛い環境に身を置き続けて心身が壊れてしまう前に、一度相談してみてください!
あなたが笑顔で活躍できる職場は必ずあります!
勇気を出して一歩を踏み出してください。
以下にHSP介護士さんにもおすすめな転職エージェントをご紹介しておきます。
特にクリックジョブ介護はLINEでのサポートがあります!気軽に相談できるので、HSP介護士さんにも特におすすめです!
担当者との相性もあるので、以下の3社は登録だけでもしておいて、情報を集めるのが有効的な使い方ですよ!
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