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介護派遣が気楽ってホント?派遣経験者が「実体験」を交えご紹介!

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介護派遣って気楽に働けるって聞くけどホント?

派遣って実際現場だとどんな感じ?

そんな疑問をお持ちの方多いと思います。

そこで今回は介護派遣で実際に働いた筆者が、介護派遣は気楽かどうか解説します。

実体験を交えた内容ですので、この記事を最後までお読みいただければ、よりリアルな情報が得られ、介護派遣の実情を分かって貰えると思います!

ぜひお読みください!!

この記事を書いた人

介護福祉士資格所持。ユニットリーダー経験有。

全くの未経験で派遣社員として介護業界へ足を踏み入れる。

その後転職を2度経験し現在は正社員として就労中。

介護業界のリアルをみなさんにお届けします!

レバウェル介護(旧:きらケア)派遣

介護派遣が気楽はホント!

結論から先に述べますと介護派遣は正社員と比較して「気楽」なのは事実です。

派遣会社との契約で自分のペースに合わせた働き方によって無理なく働くことが出来ます。

仕事とプライベート。どちらも大事にしたい方にとっては介護派遣で気楽に働くのは、有効な選択肢の1つかと思います。

介護派遣のメリットについてはこちらで詳しく解説しています!

未経験者にもおすすめ。介護派遣のメリット・デメリットをご紹介!介護派遣のメリット・デメリットを詳しくご紹介!!...

何を「気楽」と表すかは人それぞれではありますが、過剰に職場に縛られることもなく、派遣であるので人間関係も一線を引いている所があります。

転職・退職(正確には派遣先の変更)も派遣会社が行ってくれるので、そこにリソースを割くこともありません。

介護職を正社員として働いていて大きな負担となるのが、メインである介護業務外の多岐に渡る業務です。

委員会や会議の参加。毎月開催されるイベントの準備に自分が望まない学習会。研修の強制参加。

4人に1人は介護派遣!

介護労働安全センターの調査によると、就業形態の割合は「無期雇用職員」が 71.3%、「有期雇用職員」が 23.9%となっています。

介護職員に限定すると「無期雇用職員」69.2%、「有期雇用職員」27.1となります。

単純計算で約4人に1人は派遣等の有期雇用で働いているのです。

この数字を見て多くの方は「思ったよりも多い!」と思ったのではないでしょうか。

その人によって派遣としている理由は様々ではあると思いますが、これだけの人たちがその選択をしているのは上記で述べた「気楽」だと言うのも少なからず影響していると考えられます。

出典:介護労働安全センター2023年8月

実体験付き!介護派遣の気楽だった事。大変だった事

では、ここからは私が「未経験で介護派遣」として実際に働いた際に感じた気楽だった事。

逆に派遣で大変だ~と感じたことをご紹介して行きたいと思います。

その派遣先によって当然対応は違うとは思いますが、実体験を交えた内容なのでよりリアルな介護派遣をお伝えできると思います!

介護派遣気楽だった事4選

とにかく残業が少ない

なんと言っても残業がほぼ無いのが大きいです。

当然自分の業務を残して帰る事は出来ないですが、仕事さえ終わっていればさっさと帰る事が出来る環境でした。

仕事は仕事としてプライベートの時間をしっかり確保して趣味や将来の為の勉強に使えるのは、まさしくワークライフバランスがうまく取れていたのかなと思います。

ただ注意して欲しいのが介護の仕事って人間相手の仕事です。

定時になったからと言って、目の前の対応している利用者さんをほっぽりだして帰るなんて事は当然出来ません。

自分が勤めた派遣先は正社員の方達も時間を気にして帰らせてくれていましたが、ケアをしているなら一区切り出来る所までは責任を持って実施して行くのが、派遣先との良好な関係を作る為にも重要かと思います。

それを踏まえたとしてもやはり正社員と比べたら圧倒的に残業は少なかったですね。

あと、残業をしたとしてもその残業代が確実に支払われるのも安心ポイントですね!

介護業務外の仕事が少ない!!

上記の「残業が少ない」とも繋がるのですが、介護業務外の仕事に積極的に関わらなくて良いのが気楽でした。

介護施設の何が大変かと言うと、委員会や会議への参加。毎月実施されるイベントの企画立案。担当利用者さんが付くとそれに関わる業務も増えてきます。

派遣先と派遣会社によってどの程度の業務が割り当てられるかは違うと思いますが、そこも相談し自分で調整出来るのがありがたかったです。

今自分は介護施設に正社員として働いていますが、この介護業務外の仕事が多い事多い事…

なので派遣時代の事を思い出すと「あの頃は気楽だったな~」とよく考えますね。

就職・転職・退職がラク

別の派遣先へ行く事になったとしても、諸々の手続きは派遣会社が行ってくれます。

正社員だと転職の為に自分で転職先を1から探して履歴書や職務経歴書の作成。面接対策を考えたりとやる事だらけ。

それに合わせて退職の手続きなども行っていかなくてはなりません。

ですが、派遣社員が別の職場に行きたい!ってなった際はただ派遣先を変更する事でそれが叶うので、派遣会社と相談しながら進められるのでとっても楽です。

当然任せっきりではなく、自分でも能動的に派遣先について調べる事はとっても重要だとは思いますが、1人っきりで転職活動をすることに比べたらかなり気楽でした。

派遣から正社員登用も現実的にあり!

派遣をする人は理由も様々だとは思いますが、中には介護の仕事が自分に合うか分からないのでお試しで…

と言った感じで利用する人も多いと思います。

実際自分もそうでした。

ただどうしても派遣は非正規雇用なので不安定な面は否めません。

慣れた派遣先でそのまま正社員になれたらいいのにな…

って思う方もいますよね?

それ実際にあります!

自分の場合は派遣期間として満期(3年)勤める予定だったのですが、1年程勤めた頃に正社員登用の話を頂けました。

介護の仕事にもその派遣先にも慣れた状態で正社員になれるのってかなり有難かったです。

介護派遣大変だった事4選

派遣のイメージがあまり良くない

どうしても派遣=不安定のイメージは拭えません。

いわゆる世間体なんかも別に悪口とかでは無いんでしょうけど、自分が派遣で働いているって話をすると

「あ~派遣なんだ…」

と微妙な反応されることが良くありました。

その辺り割り切って考えられる方なら気にならないとは思いますが、「何で派遣なの?」ってのはそこら中で聞かれるので適当な答えを用意しておくと吉ですよ。

収入は心もとない

派遣は時給が良い!

ってのは事実です。

でもやっぱり正社員と比較すると年収的には劣るのは否めません。

ボーナスが無かったり、手当が無かったりするのでどうしても額面的には低くなってしまいます。

仕事はしっかり定時で上がって、プライベートの時間で副業や将来の為に自身のスキルアップを図るなど努力は必要になって来てしまいます。

就業先へしっかり関われない

あくまで派遣は派遣会社の人間です。

なので業務の根幹に関わるような場面にしっかり携わる事は叶いません。

当然管理職などへのキャリアアップも無いですし、職場の業務改善に対してがっつり意見を言ったりするのも難しい立場です。

結局は正規雇用の人が優先されるのはある程度致し方無いのかなとは思います。

正社員との壁を感じる事もある

現場で正社員として働いている人の中には、派遣に対してあまり良いイメージを持っていない人が居るのも事実です。

人員補充の為とはいえ、長く務めるつもりも無い人と一緒に働くってのは確かに心穏やかにはいられない人もいるのかなとは思います。

幸い自分が勤めた派遣先ではキツく当たってくる人とかは居なかったですが、そのような考え方を持っている人もいるってのは、派遣で働く上で承知しておいた方が良いと思います。

まとめ

確かに介護派遣は気楽な面が多くあります。

一方実際に働くとただ気楽なだけじゃない事も分かってくると思います。

その両面を今回の記事でご紹介させていただきました。

今回の内容を参考にしていただいて、自分が何を優先するのか。

どのバランスをとって働いていきたいか。

改めて考えて貰えると良いのかなと思います。

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