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介護職の膝の痛み。原因と対策、予防方法もご紹介!

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体への負担が多い介護の仕事。

最近「膝が痛いな~」と感じる事ありませんか?

立ったり座ったりがしんどかったり、しゃがむ時に膝が痛んだり…

痛み止めを飲んで誤魔化しながら、お仕事頑張っている方も多いのではないでしょうか。

でも、その痛み原因はもしかしたら病気が原因かもしれません。

今回は介護職に起きる膝の痛みの原因とその予防策をご紹介します。

この記事を最後までお読みいただければ、あなたが今抱えている膝痛の悩みを少しでも解決できるかと思います。

ぜひお読みください!

この記事を書いた人

介護業界8年目。介護福祉士資格所持。ユニットリーダー経験有。

全くの未経験で派遣社員として介護業界へ足を踏み入れ、介護職のやりがいと奥深さを知る。

その後転職を2度経験し現在は正社員として就労中。

介護業界の働きやすさをアップさせるべくブログ執筆中!

最近は方の痛みに悩まされてます…

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膝痛の原因となる病気

痛みの程度や状態にもよるのですが、膝の痛みは特定の疾患から来ている恐れもあります。

ここでは膝の痛みの原因となる有名な病気の症状をご紹介します。

どれか症状が当てはまる方は、お早めに病院受診をおすすめします。

変形性質関節症

恐らく膝が痛くなる病気と聞いて、真っ先に思い浮かぶのがこの「変形性質関節症」かと思います。

一般的に女性の方がなる事が多くその割合は1:4

高齢の方になりやすいのはもちろんですが、若い方でも体重の増加などにより膝の軟骨が擦り減りO脚になる事で痛みが発生します。

主に膝の内側に痛みが起き、立ったり座ったり歩き出そうとする時など動作の開始時に痛みが出る事が主です。

初期では安静にしていれば痛みはありませんが、重度になると安静時にも痛みを生じるようになります。

関節性リウマチ

関節が炎症を起こし、関節部が腫れたり変形する病気がこの「関節性リウマチ」です。

関節性リウマチは膝のみに症状が起きるのではなく、全身に影響が出る自己免疫疾患です。

初期段階では手足の指の関節が腫れ、朝こわばる感覚があります。

症状が進行すると他の関節部にも影響が出て、動きにくさや痛みが生じるようになります。

関節リウマチの大きな特徴として、症状が関節だけでなく全身に出ることです。

その症状として

  • 微熱
  • 倦怠感
  • 食欲不振
  • 貧血

などが現れる事があります。

半月板損傷

半月板は太ももの骨と脛の骨の間にある軟骨の事です。

この半月板に傷がついた状態の事が「半月板損傷」と呼ばれます。

事故によって直接ケガをした場合や、スポーツ中の激しい動きで起こることが多い病気です。

またそれだけでなく、年齢を重ねる事によって半月板が劣化し日々の生活で自然と傷つくことで発生する事もある病気です。

症状としては

  • 膝を動かすと痛みが出る
  • 膝関節を動かすとコキッっと異常音がする
  • 膝を上手く動かせない

などが見られます。

悪化すると膝が全く動かせなくなったり、膝に水が貯まる事も考えられます。

膝の病気にかかった際は働き方の見直しも検討しましょう!

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膝が痛くなる日々の原因

膝が痛くなるのには、特定の病気だけでなくその人の日常生活が原因で現れる物もあります。

体重の増加

膝は人間の体重を支える重要な役割を担っています。

立位を取る時や歩行時だけでなく、走ったりしゃがんだりと多くの動作で膝を使う事になります。

当然体重が増加すると言う事は、その膝にかかる負担がその分増加することに繋がります。

介助職は動き回ることが多いのはもちろんとして、

  • 車いすへの移乗時に中腰になる…
  • 入浴介助でしゃがみこむ…
  • 座って食事介助してたら、他の利用者さんがトイレに行く…

等々

常に動き回っていると言っても過言ではない職業です。

その分膝にも負担がかかり、その負担は体重の増加に伴って大きくなります。

運動不足

膝の痛みの原因として運動不足が挙げられます。

運動不足によって

  • 筋力低下
  • 関節周囲の柔軟性の低下

が原因として膝の痛みの原因となる事があります。

筋力は膝関節の動きをサポートする役割をしているのですが、それが低下することによって膝関節にかかる負担が増加してしまいます

また関節周囲の柔軟性が低下すると、関節が次第に固くなり滑らかに動かす事が出来なくなり、痛みを生じる事があります。

姿勢の悪さ

正しい姿勢を保つことが出来ないと、自然と体の各関節に負担が生じてしまいます。

現在はスマホが普及し、手元を見る姿勢で長時間いる事が多いかと思います。

首と膝なら関係ないように一見思われますが、

首の位置が悪くなる⇒腰に負担が掛かる⇒腰をかばって膝に負担が掛かる

と全身に影響が出てきます。

膝が痛くならない為の予防策

では、膝が痛くなることを予防する為に日常でどんな事に注意をすれば良いのでしょうか。

ここでは、普段の生活で出来る膝痛の予防策をご紹介します!

適度な運動と筋トレ

膝痛は日々の運動不足によって、筋力低下、関節の柔軟性の低下によって引き起こされます。

簡単なウォーキングやストレッチ。また下半身の筋トレが特に効果的でしょう!

注意点としては、いきなりハードな運動をしたり高負荷の筋力トレーニングは逆に膝への負荷を高めてしまいます、注意しましょう。

体重管理

まずは自身の適正体重やBMI値を把握しましょう。

下記のサイトで自身の身長と体重を入力すると、自動で計算してくれるのでまずは現状をしっかり把握しましょう!

生活や実務に役立つ計算サイト

体重が1kg増えるごとに膝への負担は当然増大して行くので、体重の管理は膝痛の予防において最重要な視点です

正しい姿勢を保つ

普段の姿勢が悪い方やO脚X脚の方は、その状態でいるだけで普段から日常的に膝へ負担を強いている状態と言う訳です。

姿勢を直すのは自身の力だけでは簡単には出来ませんので、整体などを用いてしっかり自身の体のメンテナンスをすることをおすすめします。

また日常的にも、意識して姿勢を正して生活したり、椅子に座った際に足を組まない。

また、正座は膝への負担が高いので極力行わない方が良いでしょう。

まとめ

介護職を続けるうえで、体は資本です。

膝を痛めると、介護職としての業務だけでなく日常生活にも支障を来してしまいます。

ただでさえ負担の多い介護の仕事。

今回の記事を参考にして頂き、自分の体を無理させずしっかり労わってあげて下さい。

ポイントは

  1. 体重管理
  2. 適度な運動

です!

まぁそれが一番難しいのは万年ダイエットしている自分が一番理解していますが…

一緒に頑張りましょう!!