この記事では、副業禁止の職場であっても年収をアップさせる方法をお伝えしていきます。
「今の仕事に不満は無いけど給料がもっと上がればな~」
そんな介護職員の嘆き、自分も含めですがあるあるですよね。
国に向かって「給料上げろ」と声を上げ続ける必要性もありつつ、そんな事してても現状がすぐに変わる訳でも無い…。
介護の仕事は続けたい…でも、こんな低賃金では生活が苦しい
そんな中流行っているのが【副業】ですね。
ただこの副業、未だに就業規則として禁止している事業所も珍しくありません。
給料上がらないのに、副業も禁止。
自分はこのまま介護士としての給料アップしか望めないのか…
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて介護職の収入アップに関する記事を作成しました。
国を変えるのはすぐには出来ないけど、自分の周囲は今すぐ変えられる!
今後も介護業界で頑張りたい方はぜひ最後までご覧ください!
介護業界8年目。介護福祉士資格所持。ユニットリーダー経験有。
全くの未経験で派遣社員として介護業界へ足を踏み入れ、介護職のやりがいと奥深さを知る。
その後転職を2度経験し現在は正社員として就労中。
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介護職の給料は上がりにくい
現在介護業界で働いている方は、身に染みて理解しているかと思いますが改めて介護職の給料が上がりにくい要因を簡潔に以下にまとめました。
・介護保険による制限
・無資格、未経験でも就きやすい
・専門性が理解されにくい
・非正規職員の多さ
等など…
なんといっても介護保険制度による収入源の限界が大きな原因です。
その事業所がいかに収益を上げようとしても、国が決めた介護報酬に則って事業をしなければいけない。
その介護報酬も国としては社会保障費を抑えたい為、むやみに上げる事は出来ない。
その為、事業所の収入が大幅に増える事は無い。
⇒現場で働く人への人件費も抑える必要が出てくるわけです。
近年【処遇改善加算】によって給料の引き上げを図っていますが、根本に介護報酬のシステムがあるため抜本的な解決策には至っていないのが現状です。
現場で働く我々としても【処遇改善加算】は焼け石に水だと強く肌で感じているのではないでしょうか。
国に向かって「給料上げろ!」と声高に叫ぶのも良いですが、それによって即座に収入がアップするような事は残念ながら期待できない訳ですね。
ではどうするか…自分の力で収入アップを勝ち取る必要があるんです!
次の項で介護職が収入アップを目指すためにする事を解説します。
副業禁止の介護士が自分の力で収入アップを目指す方法3選
さて、そんな介護業界のお金事情。
暗い話を続けてきましたが、ここまでお読みいただいた方は恐らく
- 「そんな介護業界でもこの先も続けて行きたい!」
- 「自分には介護の仕事が合っている!なんとかこの仕事で生活したい」
- 「自分は介護の仕事しかできない!」
って方が多いでしょう!
国に向かって「給料上げろ!」と叫んでも、来月からいきなり「給料上げるよ!」とは絶対なりません。
ならば、今の自分に出来ることをしましょう!
ここからは、低賃金の介護職でも収入アップする方法をご紹介します!
この先も介護業界で働きたい方はぜひ要チェックですよ!
①資格取得で本業収入アップ!
まず1つは、【今の職場にいながら上位資格を取得し手当によって収入を増やす方法】です。
今回紹介する中で一番手堅い方法ではありますね。
介護職における主要な資格は以下の4つ。
- 初任者研修
- 実務者研修
- 介護福祉士
- ケアマネージャー
初任者研修と実務者研修は手当が出ない職場が多いとは思いますが、介護福祉士やケアマネージャーは手当が出る職場がほとんどだと思います。
- 介護福祉士は約5000円~10000円
- ケアマネージャーは約10000円~20000円
程度が資格手当の相場となっています。
資格を取る事で知識の習得&即収入アップが叶うので、上位資格の取得はすぐに出来る収入アップのコツですよ。
またその事業所によっては初任者研修や実務者研修でも手当を支給している職場もあります。
今一度ご自身の職場の給料規定などを見直してみると、思わぬ収入アップのヒントが見つかる事もありますよ!
②転職して年収大幅アップ!
続いての年収アップのコツは【転職】です。
今や介護業界は完全な売り手市場。
自分の市場価値をしっかり把握せず、一つの職場に働き続けるのは非常に勿体無いです。
上記の画像は【厚生労働省令和2年度雇用動向調査結果の概況】内にある【転職入職者の賃金変動状況別割合】です。
転職によって収入が増えたか減ったかを集計し、割合として算出している図です。
20代~40代であれば、4割前後の方が転職によって収入アップに成功しています。
終身雇用や年功序列制度はもはや崩壊しかかっています。
今後は一つの職場に居続ける事が必ずしも正解とは言えない時代になって来ています。
今の職場の収入に不安を抱いている方は、一度転職エージェントに登録し今時点の自分の市場価値を客観的に判断してもらうのが良いと思います。
転職で今より資格手当や福利厚生が充実している職場に移れば、実質年収アップにも繋がります。
今すぐ転職するつもりがない方も、転職市場の情報収集は常にしておくのがベストです!
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転職による年収アップに関しては以下の記事で詳しく解説しています⇩
③副業で本業以外の収入ゲット!
年収アップのコツ3つめは【副業】です。
え~副業禁止だから無理だって…
と思われる方も多いかもですが、実は方法はあるんです。
- 本業に副業をしたいですと正直に伝える
- 副業収入年間20万円までは確定申告不要=本業にばれない
- 上司との面談などで、給料アップか副業解禁かを相談する
- 状況によっては、副業可の職場へ転職
昨今、働き方改革によって各自が働く時間や場所を選択できる社会を国は目指しています。
それに合わせて国全体で、副業も推奨しています。
2018年には厚生労働省が発表している【モデル就業規則】から副業禁止規則が削除されると共に、【副業・事業の促進に関するガイドライン】を出しています。
日本は労働人口の減少が激しい事もあり、国としても副業を解禁する事で働き手を増やす目的があります。
それに伴って、各職場の就業規則でも副業禁止の項目が削除される方向へとなっています。
まずはご自分の施設の就業規則をご確認ください。
うちの施設は副業禁止だよ~
と嘆く方に向けて一言。
「副業は法律では禁止されていないよ!」
です!
副業で本業とは別の収入を得る事で金銭的だけでなく、精神的にも楽になりますよ。
まとめ:自分の力で介護業界を生き抜こう
介護業界は賃金を上げるべき業界でありつつも、今の制度の関係で上げる事が出来ない構造になっています。
そんな中でも介護業界に居続けたいと考えるあなた達は、貴重な人材です。
収入が少ないから介護業界から離れる
こんな人を何人も見てきました。
今回の記事を読んでそんな人が一人でも減ってくれたら嬉しいです。
まず何から行動すれば良いか分からない…
と言う方は、まずは転職エージェントに登録して自分の市場価値を把握するのが一番です。
以下におすすめの転職エージェントをまとめてあります。
自分の価値を把握したうえで、今の職場に居続けるか。転職するか、副業するかを自由に選択するのがベストかと思います。
一緒に介護業界で頑張りましょう!
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