介護士の転職は当たり前の時代?!繰り返す転職を自分の味方にしよう！

介護職に限らずですが、転職市場は非常に活発になっています。

それを裏付けるように国からの失業給付の待期期間も今より短縮される話が出ています。

そんな時流に介護職も乗る必要があります。

そんな方も多いと思います。

ですが、介護職こそ常に転職のアンテナを張り巡らせておくことが必要なのです。

• 今の職場に不満がある方
• 長く勤めようと頑張っている方
• 介護業界にこの先もいるつもりの方

介護職に関わるすべての方におすすめの記事となっています。

この記事をお読み頂ければ、あなたの働き方向上の手助けになります。

ぜひお読みください！

介護士の転職は当たり前に！常に転職を意識して準備をしよう！

転職なんて出来る事ならやりたくないって方も少なくはないとは思います。

今の職場に満足しているのならそれで良いのですが、少しでも不満があるようでしたら転職を考えるのは非常に大切な事です。

ここでは、介護職がなぜ常に転職を意識すべきかを解説します！

介護士の転職が当たり前の理由①ベースアップが望めない

とにかく介護職は基本給が上がりにくい職種です。

年2～3000円上がれば高いと感じるのではないでしょうか？

昇給が無い。もしくは1000円も上がらないなんてのは良く聞く話です。

自分も正社員１年目の時に職場の１０年目の先輩が基本給を教えてくれましたが、あまりにも自分と差が無くて驚いた事があります。

とにかく基本給は上がらずに、夜勤や残業手当で稼ぐってのが主流な職種ですね。

ここで大切になってくるのが「初任給」です。

基本給が上がらないので、この初任給の額が非常に重要になって来ます。

今の職場の初任給は当然もう変える事は出来ませんが、転職先の初任給はまだ選択する余地があります。

この先基本給が上がる見込みがないのなら、転職をして収入アップを望むのも良い選択ですよ！

介護士の転職が当たり前の理由②資格・経験があれば潰しがきく仕事

介護職は資格や経験さえあれば、どの業務形態であってもある程度の働きは出来るでしょう。

自分にスキルさえあれば、言ってしまえばどこでも働けちゃいます。

結局はそこで働く職員さんと利用者さんが違うだけで、業務内容はそんな大差無いですからね。

そんな理由で介護職は他の職種に比べても、転職がしやすい環境だと思われます。

それならば、今の環境より良い職場を探すために転職を視野に入れておくのは大切な事ですね。

介護士の転職が当たり前の理由③完全な売り手市場

介護人材の人手不足はもう何年も前から話題になってますが、今もそれは解消されていません。

少子高齢化が叫ばれている昨今、外国人労働者の積極採用などの話も聞きますが、現場ではまだまだ人手が足りていない状況が続いています。

求人倍率にすると１５倍とも言われ、１人の求職者に１５の施設が「うちに来ませんか～」って言ってるようなものです。

今現場で働いている我々にとってこれは、ピンチでありチャンスなんです。

どこも人手不足なので、求人募集も多数あります。

求人が多いだけ自分に合った職場を探しやすいです。

また、資格や経験を活かして自分のスキルを売り込み、今の職場より大幅に収入をアップさせる事も難しい事ではありません。

実際自分も転職を２回経験してますが、転職するたびに基本給のアップを叶えていますよ。

介護士の平均転職回数は２～３回。転職する際に大切なのは、自身のスキルアップができるかどうか。

お伝えしてきたように昨今の介護職は転職し、よりよい職場を探す事が大切です。

でもここで気になるのが「転職の回数」だと思います。

いくら転職するのがおすすめですよ！と言われても、転職回数が多いのはあまり良い印象を持たれないのでは無いかと不安になる人もいるかと思います。

介護職の平均転職回数は２～３回と言われています。

実際自分の周囲にも２回や３回の人は結構いるのに、４回以上ってなるととたんに少なくなります。

２，３回の転職を繰り返して理想の職場を探しているのか、そこで諦めているのかは定かではありませんが……

やはり転職回数が多いと面接で不利になるのではないか。

長続きしない人のイメージを持たれるのではないか。

と不安になると思います。

ですが、介護職は先ほども申し上げたように完全な売り手市場です。

面接でしっかりと自身の経験とスキル。

その人柄をアピールすれば転職回数が多い事なんてのは、大きな問題ではありません。

ただ大前提として、その一つ一つの転職に自分としてしっかりとした軸を持って転職する事が大切です。

• 自身のスキルアップなのか。
• 職場環境を変えたかったのか。
• より好待遇の職場へ行くためだったのか。

なんの理由にせよ、ただ闇雲に転職を繰り返すのはマイナス評価になってしまいますが、自分の中でしっかりと考えがあった上での転職は自分が前進する為の物です！

転職の回数を気にしすぎて、自分に合わない職場で無理をするよりかは、自身の力をより発揮できる環境へ移る事も重要だと思いますよ。

介護士の転職が当たり前の今！私達にできることは常に転職できる準備

って方。めっちゃいると思います。

現状の職場への不満と、転職の面倒さ。

新しい環境へ慣れなければいけない事などを天秤にかけ、なんだかんだと今の職場で不満を抱えながらも働き続ける。

それはある程度仕方ない事なのかなって思います。

人には「現状維持バイアス」ってのがありまして、とにかく変化を嫌い安定を求めるのです。

変わる事って怖いですもんね。

でもそんなあなたでも

常に転職出来る準備をしておくことは非常に重要です。

• 常に求人情報をチェックして今現在の求人市場の動向を把握しておく。
• 同業者に今の他事業所の状況をそれとなく聞き込む
• 転職エージェントに登録しておき、常に最新情報を取り入れる

特に転職エージェントへの登録は、リアルタイムな情報を定期的に届けてくれるので、今すぐ転職したいと考えていない方にとっても、登録しておくメリットが大きいですよ。

転職エージェントは無料で利用でき、大きなメリットがあるので使わない手はありません。

自分一人で求人サイトを見て回るより転職先の細かい情報や、自分に合った職場を探しやすくなります。

今の職場で長く働き続ける人であっても、広い視野を持ち、情報収集の為にも登録しておくことをおすすめします。

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理想は１つの施設に長く勤め定年退職して退職金をたっぷり貰う…

そんな働き方なのかも知れません。

ですが今の時代、特に介護職ではそれはその名の通り理想でしかないのかも知れません。

終身雇用制度も崩壊し、国からの失業給付の待期期間も自己都合退職であっても短縮される方向で検討されています。

今まで以上に転職が当たり前の世の中になってくると思います。

介護職もその例にもれず、転職を繰り返しより良い職場へ身を移す事が必要となってくるかも知れません。

そんな時に大切なのが、自分自身のスキルです。

その施設でしか活用できない資格やスキルではなく、どこへ行っても自分の身一つで働けるような技能を蓄えていく事が大切だと思います。

それと同時に、転職市場の動向を常にチェックしいつでも転職できる準備をしておくことが大切です！

一緒に介護業界で頑張りましょう！！